labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ライプニッツ研究@フランス

フィシャン先生が、Colloque International de la sensibilité : Les esthétiques de Kantにおいて(3/29-4/03)、ライプニッツとカントの感覚論で発表された模様です。リンクMichel Fichant, (U. Paris-Sorbonne) : La sensibilité de Leibniz à Kant今後も…

今日は雨がふったりやんだり。体調不良であまり集中できず。論文なー。

ホプキンソン・スミス

Hopkinson Smithのコンサートに行ってきました。リュートの神様ですよ。行かないわけにはいかない。チケット20ユーロは安いものです。席は予約席であれば自由で、正面、前から3列目を確保。完璧。題目は、 ミラノ/ミラン ルネサンス期におけるイタリアとス…

午前、ロジック研。(クリプキ)モデルでの基本的な証明。期待のフレーゲアン、O君がグッジョブ。論理学は、ホゲホゲと一緒で、体でおぼえた方が早いんだな。昼、アイスランドの噴火による、欧州飛行機事情の大混乱で遅れていた荷物が、日本からようやく到着…

虚量の存在論

昼食休憩し、マルセイユへ。本日は、所属先のCEPERCが、FRUMAMと連携で行っている、数学の歴史と哲学セミナー@マルセイユ。今回の招待講演は、ドミニク・フラマン先生。タイトルは「虚量と複素数のあいだ:1745-1835」。 Dominique Flament - Maison des Sc…

午前、研究と計画。耐えられない疲労に休憩も止むを得ず。どうした、自分。おまえはそんなものか。 30分ほど寝る。 解析研。論理は追えても、リフレクションをしていないし、イントゥイッションもなく、やはりきちんと自分で解かないことにはどうしようもな…

今週のバッハ(不定期)

L'oeuvre de Luth, Johann Sebastian Bach / Hopkinson Smith. Astrée Auvidis 1986.Works for Luteアーティスト: Johann Sebastian Bach,Hopkinson Smith出版社/メーカー: Astree発売日: 2012/01/12メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見る先ほど言…

初心へ帰れ。

もうすっかり夏のようだ。半袖でよろしい。研究計画を練る過程で、午前、久しぶりに下村寅太郎を読んだ。今読んでなお、いやいっそう、その偉大さが身に染みる。下村の如くなるべし。初心戻ってきた。作業にも空腹と限界がきたので、勉強を諦め、外出。ケバ…

ARTE-PHILOSOPHIE-Raphaël Enthoven

ARTEで毎週日曜13h30に放送される、 PHILOSOPHIE-Raphaël Enthoven のリンクを探し出して、まとめてみました。放送後7日以内ならWebでも見れるのですが、7日を過ぎても、なぜかリンクが残ってたりします。そこで、視聴可能なものをすべて探すことにしまし…

早起き。隣人が騒いでいたので、予定通り起きることができた。その調子で、明日もお願い。ノルマはこなしたので、あとは資料整理とか掃除とか研究計画の見直しとか。思ったよりはかどったが、見通しはまだまだ暗い。こりゃ、今日だけじゃどうしようもない。…

悩める私が悩むことについて悩んでみた。

前日の読書で、疲労気味。図書館で強制的に作業。ある一線を越えれば、なんとかなるもんだ。やることの順序がわからなくなって、何も進んでいない。よって、週末は予定を変更し、研究計画の見直しと資料整理の予定。そのときの気分で勉強するのは、楽だがや…

漂流博士

ようやく風邪も治りました。バカンスも開けて、小雨降る中、久しぶりに大学へ。先日、ずっと体調がすぐれず、研究にも集中できずにふてくされていたところに、思いがけない知らせが飛び込んできた。どうやら、ポスドクに内定したようです。過去の日記を見返…

大分前に頼んでいて、しばらく郵便局に行けずほっといていた本を受け取りに。機械の不具合か、整理券があさっての方向に飛んでいって、見ていたおじさんに笑われる。自分は苦笑。反射神経が衰えている方がショックだ。次の番号だったが、いくら待っても出番…

どういうわけか、最近また急に寒くなってきて、ちょっと体調を崩してしまった。このまま初夏みたいになると思ったんだけれども。涼しい春がまた来た感じ。まあ、これぐらいが、内で勉強するにはちょうど良いか。それでも、そろそろ外で体も動かさないと。 あ…

「オザケン」と「イメージ管理社会」。

オザケンが復活するのか。「復活」というのは、なんとも他人のアイデンティティを一面的にしか捉えていない野暮な言い方で、勝手に殺すな、という話だが、それも自分にとってはオザケンは音楽家としての彼でしかありえないからで、その背後にある人間として…

パスカル「想像力」メモ。

参照文献:« Imagination », Pascal Pensées, Brunschvicg, §82 ; Le Guern,§41 パスカルによれば、「想像力」とは、 1. 人間において支配的・中心的な部分 2. 誤謬と虚偽の女主人(maîtresse d’erreur et de fausseté) 3. 事物に対して価値を与える根拠(…

パスカルの「想像力」に関する断片原文を読み直してみた。何度か読んでみたけど、いろんな意味で、難しい。これを読んだだけでは、素人からはなんとも言えない。とりあえず、自分なりに理解した限りで、自分の言葉に直して、整理してみたい。単なるメモです…

昨日は、春と初夏の中間。そんな理不尽な天気がここには実在する。ステレオタイプ化された「プロヴァンス」で連想されるであろう季節が始まった。一年を通じてもっとも快適なシーズンで、おそらく6月終わり頃まで、この状態がゆるやかに続く。前にもどこかで…

友人からの連絡で、中川純男先生の訃報に接しました。黙祷。

リンク。

5時起床。いろいろやってたら研究できずに午前終了。 以前言ってました、リンクをやっと旧ブログから移転しました。リンク切れもあったりして、めんどくさかったのだけど、ようやく気が向いたので。 不徹底この上ない上に、あんまり無秩序なのもバカらしいで…

見逃したワークショップ。

"Mathesis metaphysica quadam" : Leibniz, between Mathematics and Philosophy 【リンク】 というワークショップが先月パリであったそうです。 やばい。完全に見逃していました。すいません。何してんだろ、俺。3月前半はどうせ死んでいたのに。死のう。て…

朝二時起床、作業、二度寝、作業。 今日は解析研。若手がすごくがんばっていて、刺激になる。 どうしてそのような証明に思い至ったのかについての議論がたいへん勉強になったし、自分も、及ばずながら考えてみて、面白かった。 問題の本質を理解するというの…

精神的盲腸。

最近は精神的盲腸ですね。アイタタタ。 Stultum facit Fortuna, quem vult perdere. Publ. 479 心の中から破滅願望さえなくなれば、僕は無敵だと思うのだが(←メタ願望)。切り取ってくれるお医者さん募集中。 結構頑張っているが、方向性にまだ迷いがある。…

紀要論文。

以前、紀要に投稿した論文が、リポジトリにpdf化されて載ってました【リンクはここ】。年号は2009年なんですが、出版は2010年になってますね。どっち書けばいいんだろ。 組み文字とかおかしなことになってる。wordのせいかな。誤りも見つけました。 3頁8行目…

おめでとう。

2010年3月号のJSLに、Tくんの論文が載っているのを今頃になって知りました。彼とは、かつて学部生の頃、論理学の勉強会を2人でしていたのでした。おめでとう、おめでとう、おめでとう!!!査読に3年もかかるのですか。。。なんか、涙出てきた。それに比べて…

そして4月になった。快晴この上ない。ひんやりしていて、過ごしやすい日。今日は一日オフの予定だった。自転車でもしようかとも思ったけど、とある身体的な理由で無理。とりあえず、部屋を掃除したり事務作業でもする。何しよう。眼を休めたい。4月から仕事…