2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧
帰省前に資料をコピーしたり取り寄せた図書を返却する。図書館に、最近出た『最新 心理学事典』というのが置いてあったので、パラパラ見ていた。最新 心理学事典作者: 藤永保出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2013/12/13メディア: ペーパーバックこの商品を含…
『デカルト全書簡集』(知泉書館)にある、「デカルトからジビューへの手紙」を原文を参照しつつ読む。難解なテキストで、丁寧かつ正確な翻訳であると思うが、なかなか日本語が頭に入ってこなかったため、訳文には自分の言葉に少し置き代えたものもある。デ…
午前はベルクソンの『創造的進化』。ここまで読んできて、ベルクソンの論調は、おおよそ掴めてきた感じ。科学が捉えきれない生命の連続性を主張するあたりは、ワンパターンではある。数学に関しては、本当に初歩の微分積分程度しか知らないようだが、わりと…
出張帰りに神保町に寄った。行くところはだいたいいつも、明倫館と田村書店、書泉グランデの数学書コーナー。田村書店で洋書を漁っていたら、たまたま今度扱うテーマの背景を知るのに、恰好の書がみつかった。本との出会いは何か運命的なものだ。限られた量…
今日は、山内先生が主催するバロック・スコラ哲学研究会(於 慶應大学)に出てみました。ライプニッツの数学と形而上学の関係、そして、近世期の想像力や抽象の理論を考える上で、その背景となる哲学を知ることは勉強になるだろうし、何よりラテン語の勉強に…
デカルトを読んでいると興奮する。 Ut imaginatio utitur figuris ad corpora concipienda, ita intellectus utitur quibusdam corporibus sensibilibus ad spiritualia figuranda, ut vento, lumine: unde altius philosophantes mentem cognitione possumu…
朝は自宅で仕事、午後は大学で仕事、卒論指導。少し風邪気味だったが、風邪薬飲んで持ち直した。夜は、福井純『スピノザ「共通概念」試論』を読んでいたが、言い換えをしているところも私には不明瞭に感じるところが多く、非常に読みにくい。スピノザの言語…
ライプニッツにおける数学的存在と抽象の理論に向けて、このあいだの日本ライプニッツ協会大会での発表後、山内志朗先生に指摘された文献の一つ、 Larence B. McCullough, Leibniz on Individuals and Individuation: The Persistence of Premodern ideas in…
今日は午前はロジックの勉強会.非常に複雑なところ.モデル理論を基礎から叩き込まないとダメっぽい.午後は翻訳作業をしてたが,そのあと寝込む.風邪で熱が出たようだ.寝たらたぶん治った.のどが乾いて,みかんを6個食べた.夜はまた別の翻訳仕事をちび…
午前はベルクソン『創造的進化』の授業。今日はベルクソンの哲学観が登場し、しばし考えさせられた。すなわち、ベルクソンは、日常的思考・科学的思考に共通する、同じものの反復や既知のものとの類似性をついつい求めてしまうという、知性が本能的に持つ傾…
研究を進めたかったが、生活的なことどもや、仕事の事務的なことどもをしたりで、あまり進まなかった。それでも、もう1つの翻訳依頼の仕事を始めた。夜はドイツ語翻訳。だいぶ慣れてきたので、ドイツ語を本格的に身につけるべく、DudenとLangenscheidtの独独…
午前は研究書を読みつつ、翻訳の直しと訳注・解説の作業。風邪っぽいので少し昼寝。午後はRV531の譜読みをしてから、PC内の資料を少し整理。数理哲学史の勉強もしなくてはと、デカルト『幾何学』の佐々木力氏による解説を読んだ。なんだか訳書の解説というよ…
午前は業務、午後は西洋思想史の授業。昼のあいまの15分ほどに、前回やった授業との関連で、『科学と宗教』「ダーウィンと進化」の章を読む。今日は、セル・オートマトンの思想史について授業する予定だったが、そこまで入らず。デネットの、"ダーウィンの発…
富山は本格的に雪が降りはじめた。朝は3時に目覚めてしまったので、翻訳の仕事。まだ雑すぎるしわからないところだらけだが、1つ下訳を終えた。そこで、ほっといていた組版にとりかかるが、なかなか苦労している。今日は、TeXで図や表を左(右)、右(左)…