数学的対象の知覚論に向けて
今日は午前はロジックの勉強会.非常に複雑なところ.モデル理論を基礎から叩き込まないとダメっぽい.午後は翻訳作業をしてたが,そのあと寝込む.風邪で熱が出たようだ.寝たらたぶん治った.のどが乾いて,みかんを6個食べた.夜はまた別の翻訳仕事をちびちび.
昨日の抽象的対象と知覚の哲学TLが契機となり,チャールズ・パーソンズの『数学的思考とその諸対象』(2008年)の読書会を立ち上げることになった.
Mathematical Thought and Its Objects
- 作者: Charles Parsons
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2009/11/06
- メディア: ペーパーバック
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章立ては以下の通り.
1. 対象と論理
2. 構造主義と唯名論
3. 様相と構造主義
4. 集合についてのある問題
5. 直観
6. 対象としての数
7. 直観的算術とその限界
8. 数学的帰納法
9. 理性
すでに,論理学者・哲学研究者ら5人が参加を表明してくれており,最高のメンバーが揃いつつあります.(私の居場所があるのか)
あと,タイムリーなことに,知覚の認識論の最前線に関する,以下の講演会が京都で行われる模様です.
京都現代哲学コロキアム
2014年1月11日(土)
14:30〜17:50
場所:キャンパスプラザ京都、第1演習室テーマ:「知覚論の現在:知覚の内容と知覚的知識」
講演者:
笠木雅史「認識論的選言主義と懐疑論」
西村正秀「視覚的記憶と非概念主義」
たぶん議論にまったくついていけないとは思いますが,参加して勉強したいと考えています.