labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ライプニッツの「虚数」概念

こないだリジェクトされた発表は、ライプニッツにおける虚数の存在論に関するものだった。 申し込んだのは、想像力に関する国際ワークショップなんだけど、リジェクトされた理由は、興味はあるがワークショップの目的にふさわしくない、とのこと。主催者側は…

口頭発表術

むかし、「口頭発表術」をメモしたものが出てきました。 ブルーバックスで出てる、ナントカという本です(あとで調べてリンクします)。 メモには、10行くらいしか書いてありませんでした! でも、簡潔な方が便利ですよね。いざというときに。というわけで…

ポルピュリオス

ライプニッツ研究のために、アリストテレスの『カテゴリー論』をちびちび読んでいるが、それ関連で、ポルピュリオスが気になった。読むのであれば、イサゴゲー→カテゴリー論注解の順序だろうか。本職ではないので、翻訳で済ませても…。ダメですか、厳しいな…

ボルツァーノ関連文献

ボルツァーノの主要著作は、以下からDLできる: Bolzano Collection (Czech Digital Mathematics Library)あと、今日話題になったボルツァーノ関連文献。 Bernard Bolzano http://www.uni-salzburg.at/pls/portal/docs/1/1379179.PDFWolfgang K�nne[1997], M…

ライプニッツの自然哲学

Pauline Phemister[2005],Leibniz and the natural world: activity, passivity and corporeal substances in Leibniz's Philosophy http://bit.ly/hh9Mbb やばい読んでない

ライプニッツの生命論

Le vivant chez Leibniz http://bit.ly/ePaMSMあとDuchesneauとかRobinetとか。追記:最近出た、 Justin E. Smith, Divine Machines, 2011 が必読であろう。

ライプニッツとカント関連文献

Jürgen Mitterstraß[2011], Leibniz und Kant http://bit.ly/gjTDPX こ、これは事件ですぞ!Gottfried Martin, Arithmetik und Kombinatorik bei Kant http://bit.ly/dO73UH ―Kant's metaphysics and theory of science http://bit.ly/hGaPX5 ―Immanuel Kant…

整理を兼ねて、今日のtwitterで話題になった研究者を、リンクを補ってまとめてみた。

Hao Wangの受け売りだが、厳密だがノンテクニカルに語れる哲学を目指す。Gödelの受け売りだが、原理的な部分は、哲学的分析しか信用しない。哲学史を踏まえた基礎概念あるいはカテゴリーの考察。とりわけ想像力と抽象の問題、具体的には連続体の迷宮。これを…