labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『モナドロジー』(1714)の概要

まず、モナドの定義から始まる。モナドとは「部分を持たない」という意味で単純な実体であり、複合体とは諸モナドの寄せ集めである。モナドこそが「自然の真のアトム」、すべての事物の要素である(§§1-3)。このモナドというものは、創造と消滅を通じてしか…

「モナドロジー300 年」シンポジウム

来週、関西哲学会で発表をします。 関西哲学会シンポジウム「モナドロジー300 年」 於 関西学院大学10/26(日)14:45--17:15(A 会場) 「モナドロジー前史―中期ライプニッツ哲学における点とモナドをめぐって」稲岡 大志(神戸大学) 「連続体におけるモナドの位…