labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

2012-01-01から1年間の記事一覧

講義資料

Researchmapの「資料公開」に、後学期に行っている授業のスライド資料を公開しました【リンク】。授業準備として作っているスライド資料は、十分な時間をかけて作れるわけではなく、研究としても価値のあるものではないので、公開に消極的でしたが、授業でス…

土曜は、一週間の疲れを癒すべく、心身の回復をはかり、雑事を片付けたのちは、のんびり趣味に没頭。ゴールドベルグ変奏曲からアリアのチェロアレンジ楽譜をネットで見つけたので、それをひがな一日弾いていた。後で、同曲のヨーヨー・マによる演奏をyoutube…

たまには日々のつれづれを。今日は晴れたり雨が降ったりと、天気に振り回されました。まだ昼間は暑いですが、夏も終わりに近づき、夕方からは肌寒くなってきました。最近は夜型だったのですが、生活のリズムも季節に合わせて徐々に変えていかなきゃいけない…

『パブロ カザルスの思い出』

チェロの先生からの紹介で、図書館に収められていた『パブロ カザルス の 思い出』(TIME-LIFE INTERNATIONAL, 1959)を借りて読みました。39頁と楽譜のように薄いものです。すでに知っている内容がほとんどながら、カザルスが思い出を物語る調子で書かれてい…

珈琲を通販で買ってみる。

・・・はぁ、作業が進まない。作業効率に決定的に影響する珈琲は、切れてしまっている。珈琲があれば、作業が進むかもしれない。どうせなら、美味しい珈琲が飲みたい。しかし、街まで行くのがめんどくさい。というか、どこに売っているのかすら、よく知らな…

新刊案内

次の書物が最近出たようです。ROLAND (J.), Leibniz et l’individualité organique, Les Presses de l'Université de Montréal, Coédition avec Vrin, 2012.http://www.amazon.fr/Leibniz-lindividualité-organique-Jeanne-Roland/dp/2711683990http://www.p…

ぼちぼちブログを再開しようと思ってから、あっという間に月日が経ちました。落ち着いてから、と思っていましたが、たいへんご報告が遅れました。今年度から、富山大学人文学部哲学人間学コースの、哲学教員になりました。これからは哲学の研究だけでなく、…

招待講演@神戸大学

3月10日、第5回MOW 神戸大学・人文学研究科にて、加藤先生のトマス・アクィナスにおける全体と部分について、および、中山先生の4次元主義メレオロジーについてのご発表とともに、末席ながら、 「ライプニッツにおける境界概念」 というタイトルで、スライド…

日本に帰国しました。

ただいま!フランスでの5年半に渡る留学と研究生活を終えて、2012年3月2日、日本に帰国しました。帰りの便は、モスクワ経由アエロフロートでしたが、バッグのひもが送迎バスにひっかかって一人出れなくなった以外は何事もなく、わりと快適な旅でした。アレ・…

「ライプニッツ研究センター」のサイト。

2月8日、Wenchao Li教授(ライプニッツ・ハノーファー大学)の発表を聴く前に、パリ‐ソルボンヌ大学を母体とする、ライプニッツ研究センター(Centre des Études Leibniziennes)の新サイト建設に関する打ち合わせに顔を出してきました。以下が新サイトのア…

パリで入手した本など。

パリで入手した本などを、日本に送る前にメモしておこうかと(紛失したときに備えて)。買いたかったけど、高い、あるいは重い、などの理由で買えなかった本とかもあります。気になった本は、いずれ入手しなければなりません。無知をさらすだけなので、こう…

デカルト・セミナーと国際コロック。

1月14日は、午前はデカルト研究センターによるデカルト・セミナー、Igor Agostini氏の新著『デカルトにおける神の観念』についての合評会に、午後は、急遽実施が決まった、Richard Serjeantson氏(trinity College, Cambridge)による、『規則論』の新草稿発見…