labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

ようやく今期の身分を保証する書類を得て、図書館カードを作ることができた。某連絡を受け、縁もあるしいい機会なので、プリースト先生の『非古典論理入門』の第2版(An Introduction to Non-Classical Logic: from If to Is, Cambridge University Press, Cambridge, 2008)を借りてみる。

An Introduction to Non-Classical Logic, Second Edition: From If to Is (Cambridge Introductions to Philosophy)

An Introduction to Non-Classical Logic, Second Edition: From If to Is (Cambridge Introductions to Philosophy)

述語論理も加わって、大幅な改訂になっているようだ。副題になるほど。詳細は第2版への序文を見られたし。むろんまだ読み始めだけど、クリアーで読み易いことこの上なし。研究そっちのけで読んでしまいそうな誘惑がある。思えば、フランスに来なければオーストラリアに行っていたかもしれなかったんだな。実は幼少時、3年ほどメルボルンに住んでいたことがある。豪州は、そういうわけで非常に親近感もあって、行く可能性はかなり高かったのだが、なんというか、元来のあまのじゃくをもて余してこんなことになっとる。実際はライプニッツ研究が手に余るせい。
ここのところ、夜はめっぽう寒くなった。こんなに白い息を吐いたのは、何年ぶりだろうか。ニット帽がいるね。この装備では凍えてしまう。震えすぎて、首痛い。