labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

雨。講義はあったりなかったり。朝一つ目の講義がabsentだったので、二つ目もなかろうと推理し、とっとこ図書館にこもりに行ったのだが、実際は一時間ほど遅れて始まったのだった。フランスでは、いろいろな外的要因を盛り込んで、つまり推理の対象領域をあたう限り増やして講義に臨まないといけません。あと、おおらかにならないと、いらぬストレスを抱えることになる。現実は難しい。セミナーは自主規制して、自分の研究の遅れをなんとかしようとする。読んだ論文でさらに混乱してしまった。現実は厳しい。日本に帰ったらきっと遊んでしまうというだけの理由で、紀要に論文を書く事にした。動機が不純な上に、ネタはあれど根拠がない。果たして大丈夫だろうか。それでも遊ぶのが良い大人なのだろう。研究も遊びの内、と思えたら最高。現実は苦しい。