labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

雨。部屋でお勉強。午後は事務的なこと。
まずは住宅保険の更新。この歳でいつまでも学生の身分というのは情けないが、資金面でいろいろと面倒なので、やっぱりDoctoratに登録しとくべきか迷う。社会保障や生命保険とかも、値段のケタが変わってくる。問題はあと3年もフランスに居る余裕はないだろうということ。もう手遅れだったら話は早いのだが。現実を直視する段階に来ている。
お次は、懸案のビザ問題。好意的な返事がきたが、実際にもらえるまであと何回か手続きがあることが示唆されていたりもする。
夕方、書店へ。次に書く論文のテーマに関連する資料を求めて。幸い、この地方の書店にも置いてあった。もっと早く買っておくべきだったなあこれは。レジで前に並んでいた子が、ハイデガーアリストテレスの参考書を買っていた。試験の課題に出ている哲学者なので、アグレガシオンでしょう。がんばってください。そう言えば、以前の記事でアグレガシオンについて触れましたが、来年の試験にはヴィトゲンシュタインも範囲に含まれていたので、分析系も試験内容に反映されている。しかしてその実態はということです。分析系の翻訳や出版は日本よりはるかに遅れていますが、近年どしどし出されている感があります。良い方向に向かうといいな。それからモノプリでノートとルーズリーフを購入。全般的に文具の値段が日本に比べ2倍ほど高い。文房具専門店だともっと高い。けしからん。
帰って論文読み。漸く次のステップ、というか本来のスタート地点が見えてきた。この調子で間に合うのかしらん。とかなんとか思いつつ、なぜかカントのMethodenlehreのところを読み直したりしちゃったり。そもそも、何が現実なのか見えていません。