17世紀スコラにおける「抽象」の概念
あけましておめでとうございます。
昨年、研究会で報告した原稿に、少し手を入れたものです。
池田 真治 (Shinji Ikeda) - 資料公開 - researchmap
昨年行われた哲学オンラインセミナーでの日本哲学会ワークショップ「抽象と概念形成の哲学史」では、私自身がオーガナイザーということもあって、近世哲学をほとんど扱えなかったので、その間を埋める研究の序論として、「17世紀スコラにおける「抽象」の概念」を検討してみました。予定としては、このあと、「デカルトとデカルト派の抽象の理論」、そして「ロックとライプニッツにおける抽象の問題」と続く予定です。
昨年はこれといった研究成果をかたちとして出せていないので、今年はもっと研究成果を発信できるように精進したいと思います。ブログの更新も、もう少し頻繁にできるようにしたいですね。
何より、いまだ新型コロナウィルス感染症(Covid-19)が猛威をふるっていますので、今年一年みなさまが健康に過ごせるよう、またいち早く事態が改善されるように願うばかりです。
それでは、今年もよろしくお願い致します。