「論理的思考のすすめ」期末試験問題およびその解答篇
昨日、哲学演習「論理的思考のすすめ」の試験を終えました。みなさま、たいへんお疲れ様でした。試験後、ささやかな打ち上げを行い、互いの労を慰め合うなどしたのでした。
ちなみに、打ち上げの費用はすべて私が持ちました(しくしく)。注文したお寿司を受け取りに、呉羽のスシローまで自転車で漕いでいったので、たいそう汗だくになりました。おかげで、黒ビールがとてもおいしかったです。
さて、試験問題とその解答をアップロードしましたので、受講した学生は、各自確認して、かならず復習をしてください。
遺憾ながら、授業では、予定していた内容を十分に消化できませんでした。
同一性、含意のパラドクス、そして完全性定理までやれていれば、よかったのですが、そこまでの十分な時間はありませんでした。
さらに進んで勉強したい方は、金子洋之『記号論理入門』(産業図書)の10-12章を読むとよいでしょう。
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あと、自然演繹の問題を十分にやったとは言い切れませんので、前原昭二『記号論理入門』(日本評論社)
で、さらに問題を解くのがよいと思います。
授業に参加されていた方には、もはや問題なく読めると思います。
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これらを終えて、次に読むとしたら、戸田山和久『論理学をつくる』(名古屋大学出版会)あたりがよいでしょう。
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テキストを選んで、有志で勉強会をやるとかそういう気運になれば、教員としてはうれしいことこの上ないです。もし、自主ゼミを企画されるのであれば、受け持ってもかまいませんが、単位にはならないけど全力でがんばるという覚悟はしてください。ぜひ夏休みに、論理学を勉強して、思考力をパワーナップしていただけたらと思います。
それでは、よい夏を。