labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

2013年度・前学期の講義資料

教員2年目になりました。すでに前学期の授業が始まり、今年は昨年度よりも実質2コマ増え、わりと忙しい毎日を送っています。

昨年度は「西洋思想史」で無限論、「哲学演習」でライプニッツモナドジー』、「哲学のすすめ」で哲学とその方法論をそれぞれテーマに扱いました。リレー講義「人間科学入門」では、「存在の謎」をテーマに哲学の入門的講義をしました。標準の大学生なら理解できると想定してわかりやすく授業を行ったつもりでしたが、わたしの講義は難しいと評判でした。一人で近・現代をカバーせよとのことだったので、講義は内容を盛り込みすぎたかもしれません。学生には英語のテキストですら厳しいようです。「哲学のすすめ」は地雷系にマークされていましたが、コピペレポートや内容のないレポートを落としたせいでしょうか。今期は、なるべくコピペができないテーマを選び、レポートを書かせようと思います。

今年度は「西洋思想史」で心身問題と生命論、「哲学演習」で論理的思考のすすめ、教養の「哲学のすすめ」で科学方法論の歴史的・哲学的入門を扱います。授業内で課題をかし、レポートで頓死しないように配慮します。リレー講義の「人間科学入門」では、「非存在の哲学」をテーマに、入門的な講義をします。あと、「基礎ゼミナール」を担当し、思考をテーマにアカデミック・スキルズの訓練を行っています。それから、全学の「こころ・からだ・いのち」という科目で17世紀の心身問題と生命観について講義します。

スライドなど講義資料は、Researchmapの方にアップしていこうと思います。「論理的思考のすすめ」は、恥ずかしいので、Google Documentの方にアップします。コメントなどありましたら、よろしくお願いします。