labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

大学。今日あたりから講義だと思っていたけど、まだだった模様。先生には会えたので、書類の件とか確認。一つ大事なことを聞きそびれた。

9月は忙しくて不安定な時期。大学のシステムも人間もいいかげんすぎるので、改革はともあれしてほしいなあ。昨年度はストがひどかったので、登録先を変えた学生もずいぶん多かったと聞く。詳しくは知らないが、結局何も改善されなかったぽいし、誰得だったんだろう。今年はどうなるんだろう。また集会やってるし。ストはもうやめてくれ。ストやりたいだけなのちゃうんかと。

C君と久しぶりに会い、エピ研で数理哲学論議。といっても、言葉が出てこず、頭も働かず、話が抽象的になりすぎて、あんまりいい議論にはならなかった。語学力がこうまで思考を制限するものなのか、というくらいひどい状態。語学学校に通ったり留学生向けの講義にまた出たりしたほうがいいかもしれない。<禁則事項>がいるのが一番なのだが。まあ、それは、言うてくれるな。友人たちはみんな今は忙しそう。というか、自分に余裕が無い。疲労困憊で、行動力が枯渇している。

昼休みのためエピ研を追い出されたので、そのままC君とレストUで食事(研究室とか、無い)。学生が多くてげんなり。サントリーによるORANGINA買収の件について話したりする以外、深刻な話ばかりで参る。飲む前に振らなきゃいけない炭酸飲料というのがいかにもフランスらしいなあ、と言うと、彼は少し首をかしげていた。というのも、すでにORANGINAはフランス資本じゃなくなっているとかなんとか。根拠なくただ思いつきで言っただけのことに、マジメに返してくるあたりがやはりフランスっぽい。

それはともかく、今までパッシフすぎた自分を反省して、もっとアクティフにならねば、それなら、と思っていたことを実践してみる。具体的には、せっかく関心の重なる同士が揃っているのだから、研究会をやらないかと提案してみる。かなり婉曲的に。直接的に言うと、プライドと能力が高い仏人は「一人でできるもん」とごねるので、そこらへんはうまいこと誘導的に話せたように思う。作戦は成功し、どうやら乗り気になってくれた模様。本格的には、J君やC君に余裕ができる12月頃から開始ということになりそう。ライプニッツポアンカレ、ワイル。(研究対象だけみれば)面子としては最強なはず。

夕方は図書館で研究とロジック。どちらもピンとこず。しょんぼり帰路につくと、目茶苦茶カッコイイ赤ちゃんの写真を載せた広告が目にとまった。大爆笑して、思わずカッコ良すぎだろと突っ込んでしまった。帰ると、近くエレベータがモデルニゼするよとの張り紙が。モデルニゼ!いい響きだ。常時使えず数回閉じ込められたことも、これで良い想い出になるかなあ。まあ工事期間中、エレベータは使えなくなるわけだけど。

夕食は昨日と同じく、鶏もも肉のオリーブオイル焼きとサーモンサラダ。なかなかどうして美味い。出店のローストチキンなど、目じゃない。ソースを工夫すればもっと美味くなるんだろうが、なんかもう料理がしんどくて。