labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

昨日は、ポアンカレセミナー@マルセイユ
来年度の予定の打ち合わせだけで、終わってしまった。仕事が延びたり、増えたり。10月末と12月初めに発表することになっている。11月に日本に一時帰国して、そこでも発表するつもりだから、かなりきついスケジュール。もつかな。
ところで、エピ研に新しいメンバーが入ってきた。その先生が、オレオレで自己主張が激しく、日本人の自分から見たら、かなりイヤな感じ。ずいぶん若そうだ。きっと優秀なんだろう。ナンシーのポアンカレ研究所にいたらしいし。今度の数学と哲学のコロックで、自分も発表することになったのだが、ラブーアンを呼ぼうという話になったとき、その彼は、「オレ、あいつ、キライだなー。だって、彼の話は何もおもしろくないし」とのたまった。自分も読んでいてクソつまらん、とは内心思っていたので(オイオイ)、気持はわかる。でもそれは、いくぶん自分の実力のなさからくる感情で、もっと自分が優秀であれば、そのような感情に流されずに、いろいろ見えてくると思うのだ。少なくとも努力は評価しているし、分析は混雑しているばかりでほとんどクリアではないけれども、歴史的関連性をつけてくれている点は素直にありがたいと思っている。いったい何がおもしろくないのかその詳細が問題なんだけど、一方的に軽蔑されると、なんだか、同分野を研究している自分もバカにされた気分になる。むろんスキ/キライは個人で自由にあっていいと思うんだが、他人の研究を適当な知識で侮辱する人は、あんまり好きになれないな。というわけで、第一印象は、キライ。年下だったらどうしよう。あんま考えたくないな。もう少しフランス語がしゃべれたらなー。ああいうのは、いつかガツンとやられないとダメなんだろうな。やっぱり、謙虚が一番。


今日は、一日雨。落雷で何度も停電しかけて、恐い。作業的な意味で。
一日資料読み。やばい。論文とか書類とか、マジでやばい。
相変わらずあせってばかりで、着実な歩みをとめてしまうな。
もっと精進しないといけないんだが。うーん。