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イデアルな快晴。しかも涼しい。掃除とか、ノルマとか。どうも情緒不安定ぎみ。超然とした生活にはほど遠い。
明らかにロジックの体力不足。すぐにあきる、疲れる、あきらめる。自分に甘いので、監督が欲しい。たしかドラえもんの道具にそういうのがあった気がする。今やっている本は読むのが2回目なので、technicalな部分のしっかりとした理解とともに概念的意義とかも考えつつ読んでいるけど、そう簡単には見えてこない。パッキリとわかったときはそれなりにうれしいのだが、それまでは退屈な作業。いったりきたりを繰り返す。直観的にわかりづらいアドホックに導入された定義などがどうも苦手だ。しかし、論理学や数学をやっていると、人間ってすごいなと感心する。哲学でもそのような感動に遭うことはたまにあるけど、より日常的次元で語られているので、その点はまだ到達可能な気がする。ところが数学になると、まぁよくもそんなものが考えられたもんだ、と到達可能性の範囲を越えてしまうことしきり。そこらへんをなんとか概念的に噛み砕いて、哲学的な意義を抽出して記述するのが、ハードな数学の哲学の仕事だと思うんだが、全然そっち方面での仕事がやれていないのは困ったものだ。無限、連続とやってきて、今は主に空間の問題に取り組んでいるが、うわべをすくってばかりではしょうもない。哲学的にも数学的にも、もっと奥に踏み込めるようにならんと。
うーん、いろいろとヘビーだ。最近また、勉強の合間にヴィヴァルディの「まことのやすらぎはこの世にはなくNulla in mundo pax sincera (RV 630)」を良く聴く。信仰はないので、まことのやすらぎは手に入りませんが。