labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

4時ジャスト起床。ちょっとダラダラしてから某研究。タルスキは本当にすごかったんだな。問題は次ですな。独自のアプローチを模索中…といってもたかが知れとる。哲学的関心に毒されすぎたかもしれず、もはやこれは治らない。留学してから3年ほどたって、ようやく本来やりたかった地点に戻りつつある。周り道ばかりしている。初心に帰ってがんばろう。とはいえ、何回帰れば気が済むのやら。
うーん、博論、書き直しても限がない。見限りが肝心。「不具なるこそよけれ」とも言うし、哲学もそういうものだろう。いや、哲学になっているというのは、あまりにおこがましい。まだまだ哲学には果てしなく遠い状態。ただ、自分の哲学的目標は大体見えてきたように思う。その準備には少しはなっている…気がする。修士以降、某書にショックを受けて以来、テーマは固定してきたつもりだが、アプローチはあまりに多様にあり、そこにいろいろと迷いが生じてばかりいた。研究の幅は広がってきているが、そのテーマの延長でしかない。案外単純なもので、他のテーマもおよそ関心が向かない。実質的な研究には時間が必要であり、入念な下準備がいる。今の自分にそれが可能なのか、よく判らない。まあ、それがはっきり見えていたら、やる意味もないわけだ。モチベーションがある、ということは、ぼんやりとではあるが、何か見えているのかもしれない。なんだろうなあ、それは。これからの研究が楽しみだ。
昼寝して起きたら、ちょうど荷物きた。本ばかりだけど、うれしいのは、透き間に入れてくれたカップラーメンだったりする。