西洋思想史（金曜・三限）第二回

第二回が終了。今日見たのは、魂の伝統的概念から、デカルト革命まで。まだ未完成な部分があるが、授業スライドは、履修者が復習に見られるように、そのうちアップしようと思う。スライドや配布資料には書かれていない、哲学的に関連する話題を、授業でアドリブで補うように試みている。今日は、専門的に研究している抽象の問題に触れた。また、「目的論」に絡めて、少し進化論の話をした。そのため、デカルトの話があまり進まなかったが。

来週から、デカルトの心身問題の内実に踏み込んでいく。扱う予定のテキストは、『省察』と「エリザベト宛書簡」などです。「人間論」、『情念論』を扱うのは、再来週になりそう。授業では、どこまで詳しく踏み込むのか、バランスが難しい。もっと簡潔に鋭い分析を与えることができれば、良いのですけども。