labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

晴れ、曇り、雨の順。天気に良し悪しを持ちこむのは人間の勝手で、天気にしたらまったく迷惑な話だ。あれ、これも勝手。調子は天気に同じう。天気のせいにでもしなければ、人間はやっていけないのだろう。今日は、心身よれよれな感じ。理由は良くわからないので、認めない。それなりに努力と抵抗をする。ノルマ、資料読み、昼寝、ノルマ。簡単な微分の問題を解いていたら、散髪に行く予定だったのを忘れた。切れていた印刷用紙と、整理用のファイルを買ってきた。服も、だいぶよれよれになってきたので、そろそろ新しいのを買わないといけないんだが、買いたいという気持ちには、なかなかならない。はぁ。夕飯は、ステーキ。ケバブ買うより安いし、調理も簡単だ。夜、また映画観た。「かもめ食堂」。演技派かつ個性派ぞろい。ムーミン・ネタはおもしろかったけど、映像からは、フィンランドっぽさは、あまり伝わって来なかった。「かなしい人はどこにいてもかなしいし、さびしい人はどこにいてもさびしい」、というセリフがあったように、あえてフィンランドのイメージを前面に出さなかったのは、意図的なものだろう。サウナに行くシーンがあるが、サウナは出てこなかったし。そこらへんの適度な裏切り感が心地良かった。脚本も、言葉が吟味されていたように思う。
「人はみな変わっていくものですね」
「いい感じで変わっていくといいですね」
「だいじょうぶです。たぶん」
最後のシーンが見どころで、演技の難しかったところと思われる。さらっとやってのけている感じだけど。
自分の身の周りも、だいぶ変わってきたな。
いつまでも同じというわけにはいかないし。
いい感じで変わっていくといいなあ。
だいじょうぶです。たぶん。