labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

朝、電源をじっくり観察、ヒューズ(le fusible, le plomb)の場所を特定。良い科学者は、良い観察者だと言うし。ひとまず、全部取り出してみて点検するが、異常はわからず。ヒューズを元に戻して、試しに電源をオンしてみると、どういうわけか電流が復活。どういうこと?確認すると、シャワー室の補助灯だけ点かない。たまたまヒューズの順序が変わって、シャワー室の補助電源にしか用いられていない所に、駄目になったヒューズがあてがわれたのだろうか。良く分からないが、とりあえず電気が復活して良かった。天は自ら助くるものを助く、とは良く言ったものだ。あわよくば、天に頼らず、単に、自らを助く、というところまで行きたいものだ。今回は、自分の努力はまったくの機会原因にすぎず、幸運な結果を得たのは、単なる偶然にすぎない。冷静に、ヒューズの順序を入れ替えてみたらどうなるか、という発想ができていたら最高だったのだが、そんな単純なことすら思いつかなかった。
電流が復活しなければ、それはそれで有意義に過ごせたはずであり、たぶん、一日、本と紙とペンで挌闘していたはずであり、夜はやけくそでまた外出していたはずであり、それはそれでもったいなかったかなと思ったりもする。まあ、平穏な生活がいちばんなのは言うまでもない。