labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

晴れ終日ミストラル。秋になったっぽい。
朝、昨日読んだとこを読み直してレジュメ。今度はクリアに理解した。大学。エピ研で今年度の資料リスト作り。講義。師匠の講義の資料を準備。自分の研究をまったくしていないのにしんどい。くそう、想定通り風邪なおらん。せきの段階。自粛して帰宅。帰ってからもあれこれ。
ひさしぶりに書店に行ったらいろいろ新刊が出ていました。現代のものは他の方が紹介してくれると思うし、一点だけ。

René Descartes, OEuvres complètes, III. Discours de la Méthode et Essais, Sous la direction de Jean-Marie Beyssade et Denis Kambouchner, "Colllection Tel", Gallimard, 2009. [816p.]

新刊違う、新版やん、てか古典やんと思うかもしれませんが、その通り、いやとんでもない。各著作にPrésentationが付いています。むろんAT版とのConcordanceもあります。注だけでも200頁。そのうち、57頁が『方法序説』、75頁が『幾何学』に捧げられています。残念なのはINDEXがNOMSだけな点。ここまでやっといて、なぜINDEX RERUMがないのだろうと思うのは欲張りなのだろうか。つまり、ちゃんと読めということです。Bibliographieも、見ればノドが乾くほどあります。専門ではないがもっと勉強したいものにとっては極めて良い版だと思いましたので買いました。17,5ユーロ(ステーキ5枚分)。他の巻も続々出るみたい。
おなかすいたし、ノドカラカラだし、明日の準備とか今日の怠慢のお仕置きとかもあるのでまた。