labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

どうもいけない。読んで書いて調べているうちに、どんどん脱線してしまう。脱線の連鎖で、しまいには自分が何をやっているのかよく判らなくなってきた。うーん、自分のせい?書いたメモが散漫になって、収拾がつかない。いちおう、つながりを意識して書いてはいるが、つながりすぎ、というのも問題だ。「無駄なものなんて何もないの[だ]よ」(社長(「セクシーボイスアンドロボ」)、風香、[綾瀬父])。「何もないがあるのよ」(風香)。「何事も理由無しには有らぬのだよ」(ライプニッツ)。「いや、そういうのはいいから」(あさぎ、母ちゃん)。つながりすぎなのは、きっと余計なものがそこに入りこんでいるからだ。やはり、存在するものは、必要最低限でよいのかもしれない。唯名論の原理って、でも何か恐い。書いた文章を切り取りして貼りつけようとするごくわずかの間に、別のことが気になってしまい、調べて見つけてドラッグしてすかさず<Ctrl+C>。やっちゃいました。てへ。人生、余計なことばかり。
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資料はとりあえず手元にあるもので何とかしよう。書類を調べたら、使えそうなのがぼろぼろと出てきた。つまり、ずっと前から準備していて、それを忘れていた。人間、そんなに関心はずれないのだ。現実逃避の期間を長く取りすぎたみたい。集めてある資料だけでも、すでに消化不可能な気がする。昨年収集したpdfも調べたら、もっといっぱい出てきてしまうだろう。恐いので、明日にペンド。便利さは必ずしも楽を伴わない。嗚咽がいまにも漏れそうである。新たに検討すべき問題もざっくざく見つかって、たしかにライプニッツの著作は金山か油田の如くである。しかしてその体系は、世界一難しいジグソー・パズル。えさにつられてほいほい入ってしまうと、もはや抜けられないメイズ。ダンジョンの番人として、できるだけおいしそうな料理を準備するのがぼくらの仕事なのかもしれない。
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そろそろ運動もしないと、身体の秩序がそれにふさわしい秩序へと変形してしまう。明日の夕方はひさしぶりに自転車でもするかなあ。こんどはこっちのやる気がまったくでない。