labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

晴れ。いい夢を見た気がする。疲れが残っているが、朝から一日こもって作業。マルクから原稿が送られてきた。ゲーデルもブラウワーもフッサールもできて、それからライプニッツだなんて、若いのに優秀すぎるだろjk・・・。蘭語、英語を初めとしてドイツ語、仏語などもペラペラ。ラテン語もできる。知的態度からして、だいぶ違う。今回のMVP。これが国際レベルかぁ。想像以上に遠い。こちらは、自分が貢献できそうなところを探してがんばるだけですな。メガネが壊れてしまい、しょんぼり。
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帰国はあきらめていたけど、次のゲーデルのお仕事は12月10日頃ということだし、ビザは11月末までなので、帰国の可能性も十分にあるのではないか。そうなると、某大先生も発表なさる記念すべきせっかくの機会を逃してはならないと気持ちが変ってきて、某大会の発表を急遽応募。急いで書いたので、ひどい出来だが仕方ない。一時帰国が叶えば、自身の研究が狭い視野かつ盲目的になっている恐れがあるので、プロの方々のコメントと批判を是が非でももらっておきたい。もう一つは、こういう発表の機会を通じて、博論と再び向き合うため。今日、何ヶ月ぶりかに博論を開いた気がする。昨年の今頃は提出をあきらめかけていたはずのそれ。修論の仕上げと口頭試問の準備で、それどころではなかった。あの地獄の日々は思い返したくもない。無限小の問題の数学的部分をもう少しつめるとか、欲張らず当時の研究の延長をやっていれば、もっと楽だったろうし生産的だったかもしれないが、そのときはフランス語で哲学論文を書くことの恐さを知らなかったんだなあ。ほんとバカね。ともかく、早いとこ博論にケジメというか見切りをつけないと、次のステップにいけない。
あと、帰ったついでに、というか生活に関わる用事として、メガネ屋さんと歯医者さんに行くです。壊れたのは、メガネの鼻かけの部分。その片方が折れてしまった。予備のメガネはあるのだが、こちらは作業をするには度がきつくフレームも小さい。むしろ、新調できるのが2ヶ月以上も先なのが痛い。場合によっては、こっちで修理するか、レンズは大きめなのでフレームだけこっちで買い換えないといけないかもしれない。帰ったら帰ったで、いろいろとやることがありそう。まだ本当に帰れるのか確信はないので、あれなのだが。11月の中頃の、1週間強ぐらいの滞在になると思います。講義やセミナーもあると思うので、長くは抜けられない。荷物はほとんど持たない予定なので、行きのスーツケースは軽いはず。おみやげが欲しいとか、あれ買ってきてとかいう用事は、事前にどぞ。
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とっておいていた靴の空箱をちょこっと加工したら、すてきな文庫棚になった。本棚の増築にまた成功!