labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

博論の見直し(2):方法

夜は、自分の研究に最適な方法が何かについて、および、昨日問題にした、解釈上の困難がある場合どう対処するかについて模索。

前者については、やっぱりガチでやるしかないでしょう、との啓示が下った。ただ、まともにやっては何度人生を費やしてもかなわないので、そこは偉大な先人や諸先輩がたの肩を借りなければならない。ところが、その肩に登るのも容易ではないわけだなこれが。かがんでくれるほど甘くはないし、勝手に連れてってくれるようなエレベータはもちろんない。はしごも、昔はいいのがあったかもしれないが、今はもう朽ちてしまって、かかっていない模様。はしごから作り直すこと。幸い、材料には事欠かないし、今はいい工具もそろっているのだから。

後者については、ある論文を読んで、一つ打開策を見つけたような気がする。ただ困難をそれとして指摘するのは、いかにも創造性が足りない。何か、より生産的な方法はないのか?なんてことはない、哲学史だからといって、何か特別な方法が要るわけではないのだ。採用した方法がうまくいくかどうかは、ともかくとして。