labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

快晴。微分の日。帰りの飛行機で暇なときにでも読もうと思って、結局積んでしまっていた『オイラーの贈り物』。リハビリがてら読み始めたら、ついついおもしろくて具体例でいろいろ遊んでしまう。ノルマだったはずなのに止まってしまっていた『解析入門I』もそのノリでやっと再開。それはいいんだけど、発表の方はやる気がまったく出ない。これは駄目かもしれない。博論の後遺症がまだ残っているのか、しばらく自分の論文に向き合えそうにない。いっそ、この期間に数学に集中するべきかもしれない。できればそうしたい。単なるまとめ論文に終わりそうなので、やりたくない言い訳なのかもしれない。そもそも終わるのかもあやしくなってきた。

夕方からジョギング。ひさびさの外出。おなかまわりが気になるし、最近健康が不安なので。晴れたときはなるべく外に出て運動した方がいいかもしれない。全盛期(二年前)は山まで走っていたと思うと、この体力の低下ぶりはものすごい。食生活に問題があるのかもしれないが、どうやら運動していないと太る体質になってしまったようだ。ジョギングは第一に健康のためであって、研究のためとかそんな高尚な目的はもっていない。昔はそういう気概も少しはあった気はするのだが。机に向かい続けるのに、ジョギングで培われるような体力は必要ない。健康の結果、研究ができることは確かだけど、自分の場合、ジョギングは研究の目的因にはならない。果たして健康の目的因になっているかどうかすらあやしい。なんか走らないともたないな、と思ったときに走っているだけ。単なる欲求。もう少し賢く合理的に生きれればいいのだろうけど。ちなみに、ジョギングの効果は、頭がすっきりする、おなかが気持ち締まる、顔色が少しよくなる、肌につやが戻るなどなど。反面、その後しばしば眠くなります。犬に噛まれたり、かわいい子と挨拶できたり、おじいさんにナンパされたり、楽しいイベントも盛りだくさん。

ああ、ついでに思い出したけど、村上春樹の新作が来月出ますね。『1Q84』。待ち遠しい。