labyrinthus imaginationis

想像力ノ迷宮ヘヨウコソ…。池田真治のブログです。日々の研究のよどみ、そこに浮かぶ泡沫を垂れ流し。

充実良日。

本日は、東京にて昼に大学時代に仲の良かった同期の友人と会い、お食事をしました。あんまり変わっていない印象ですが、マンション購入と聞き、こちらはショックを隠せませんでした。同年代の研究者で、そんなことができる人は、いったいどれくらいいるというのでしょうか。研究ができればそれで幸せとはいえ、このギャップの大きさは、いかんともしがたい。

その後、お茶ノ水に移り、楽器店でチェロを物欲しそうに眺めて店員のありがたくも長き解説をいただいたり、古本を購入したのち、喫茶店に5時間ほど居座って、風邪をちらしつつ寝たり起きたりを繰り返しながら、ラテン語テクストと格闘。想定していたよりかははかどりました。

購入したのは、品切れで買えていなかった、谷川多佳子『デカルト研究―理性の境界と周縁』,岩波書店,1995など。三省堂で、中村幸四郎『近世の数学史』が復刊されていたので,この際買っておきました。ほかにも買いたい本がいろいろありましたが,あまり手を広げすぎないよう自粛。

夜には科哲史若手のホープであらせらる金山浩司氏、坂本邦暢氏、猫型ライプニッツィアンのよぬす氏、および皆さんご存知の村上祐子先生とその5歳児とで、何かのオフ会が開催されました。なかなかどうして濃い内容のトークが繰り広げられましたが、ほとんど初対面ということで、セーブされていたところも多かったのだと思います。こちらはいろいろ突っ込まれるのではないかと、ハラハラしていました。おかげさまで、とても楽しく有意義な一日を過ごすことができました。